「わはははははははははは」と笑う時、心・キモチと「わはははははははははは」という表現は一致しています。
しかし、「笑顔・微笑み」の場合、必ずしも「心と笑顔」が一致している表情とは限りません。
怖い時、人は無意識に微笑んでいるから。
ええっ!!!!!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
本人が、笑っていることに気づいていないとき、「不一致」が起きていて、根底には・・・・・
人は楽しかったり、嬉しかったり、そのような感覚に包まれると、自然に笑顔になっているものです。
これを「心と笑顔が一致している」と、表現します。
しかし、そのようなハッピーに包まれている時に「笑顔」になるとは限らないことをご存知でしょうか?
実は、人は怖くても「笑顔(笑う)」を見せるし、ムカついても「は??むかっ」って薄ら笑いを浮かべたり、泣きながら切ない笑顔を見せたり・・・・
笑顔の大切なポイントは「置かれている状況と笑顔が一致しているのかどうか」
社会問題である「いじめ」
ニュース等でよく見聞きする。いじめられていた人のことを聴かれている現場。
聴かれている人は、決まってこう答える。
「いつも笑顔だったから、いじめではないと思っていた」
その言葉を聴いた時、とても残念な、哀しく悔しいようなキモチになります。
イヤだ、やめて!と訴えても、言葉の暴力を受け、身体的暴力を受け・・この環境や状況が怖くて、哀しくて、、、なのに「笑顔」?
状況と笑顔が成り立ちません。不一致です。
人は、恐怖を感じた瞬間「笑顔」を創ると言われています。
恐怖過ぎる時(命の危機を感じた時)、脳から指令。「笑え!!!!今、笑みを浮かべることで、この場をしのげ!心(命)を守れ!!」
もちろん、本人は「笑顔」でいることを知りません。
「怖れ」を感じているのに、まさか、自分が笑顔でいるなんて・・
心と笑顔が不一致。これは「助けて!!」のサインと捉えたほうがいいかもしれません。
周りは、その笑顔を「楽しんでいる」「じゃれているだけ。笑顔だったから、いじめではない。。。」と思い込み、対応が遅れてしまう。
その結果、痛ましい、残念な・・永遠の自由を選択させてしまったという案件は少なくありません。
知らないばかりに、哀しい出来事はあとを絶ちません。
笑顔の誤解が、残念な結果に繋がり兼ねないことを、わたしたちは「今」知る必要があるのかもしれません。
「心と笑顔が一致する」最上級の笑顔で溢れる社会になりますように・・・
本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。