ダイエットの誤解「命と心が危ない!!」心と体の健康で手に入れる本当の美

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体重を減らす(適正体重にする)ことと痩せることは違う

体重計に乗る女性

食べ物は「人の命と心を創る」

ダイエット。

「体重を減らす(適正体重にする)ことと痩せることは違う」と、パーソナルトレーナーが出逢ったその日に教えてくれました。

摂り過ぎた栄養のバランスを整える事は大切だけど、食事を極端に減らして、食べなければ痩せるという勘違いから、偏った食事になっていることが多々ありますよね。

食べないと、確かに体重は減ります。

しかし、それが危険なことで、特にわたしのように50歳を過ぎてからのダイエットは要注意です。

結果として、骨折したりシワシワになったり、いまどき言われているのが極端に体脂肪を減らすことによる免疫力の低下。

そして、リバウンドです。リバウンドこそ危険シグナル。

リバウンドがなぜ起きるのか、これは、極端な食事の制限によって、代謝が落ちるからです。

代謝が落ちることが、「太る」という根源であり、「太る」というわかりやすい気づきを与えることによって、栄養状態、身体の環境、バランスが崩れ始めていますよ~~と教えてくれている、そんな捉え方が優しいのかもしれません。

一方、「自称:絶賛危険なダイエットばく進中」の時に陥る代表的な症状「息切れ、立ち眩み、風邪をひきやすい、風邪の治りが悪い」など。

これもまた、身体からのメッセージ、「これ以上は、危険だよ!」

心にあっては、感情や気分の浮き沈みが激しくなったり、イライラ、自他への攻撃性が強くなったり、ふさぎ込んだり、いつも謎の不安に苛まれるなど。

また、寝つきが悪かったり、睡眠の中途覚醒が起きたり・・・・あるいは、人に会いたくない、外に出たくない、などなど。

食との関わりの中で、そうなる「仕組み」が実はあるのです。

食は命と心と直結だと聞いたことがあると思いますが、食は「本能」によって司られるからです。

気づき

食べてこそ創られる健康美です

ダイエット中は、たんぱく質を摂ることを推奨されるのですが、その他の栄養素はどうだろう?

なんでも摂り過ぎは良くないのですが、「偏ると」栄養不足になるのが、身体の仕組みです。

タンパク質が減ると、筋肉が減り、基礎代謝が落ちてリバウンドの原因になるので、ダイエットには欠かせないとの認識ではないでしょうか。

しかし、たんぱく質だけ(鶏むね肉のみ、プロテインのみ、みたいな)では、弊害(肝臓が弱っていく)が出ることをご存じでしょうか。

そして、栄養状態は、「こころ」との結びつきも多いようです。

心の状態に必要不可欠な脳内物質「セロトニン」

具体的には、ストレスで自律神経が乱れた時に、バランスを元に戻す役割をもつものがセロトニンです。

また、セロトニンは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの原料でもあり、セロトニンとメラトニンがバランスを取りながら、覚醒と睡眠を制御しています。

セロトニンが不足すると、睡眠不足となったり、あるいは起きられないことが多く鳴ったり。

あるいは、不安を抑制し、負の記憶が過剰に形成されてしまうことを抑制できなくなったり、自律神経の乱れを抑制できなくなります。

うつ病の主な治療法として、セロトニンの脳内濃度をあげる薬SSRI(セロトニン再取り込み阻害剤)を服用する事からわかるように、セロトニンは、心と密接な関係にあります。

このセロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られています。

トリプトファンは、体内で生成されない必須アミノ酸のひとつであり、「食事で創られる」ため、わたしたちは食事でとる以外ないのです。

トリプトファンを多く含む食物は、牛乳・ヨーグルト・卵・バナナ・ごま・ピーナッツなどです。

これらを食しない限り、トリプトファンを摂れない=セロトニンやメラトニンが不足し、その結果、睡眠不足や不安を抑制できず、体のバランスとともに心のバランスを崩すことになります。

以上の例からわかるように、こころと食は密接な関係にあります。

バランスのとれた食事は、健全な身体、健全なこころを創ります。

運動中の女性

身体の変化と心の変化を促すプロセスはとても似ています

コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ・・・・・

「小さなことからコツコツと」ホントそれ( *´艸`)西川きよし名言より

そして・・「継続」←これ、わたしの長年の「課題」です。

身体のことで言えば、体脂肪、内臓脂肪、筋肉量、骨密度、水分量、バランス。

理想通りに一日でなるだろうか。

一回、運動したからって、激変するほど結果が出るだろうか。

継続するからこそ、見た目に表れてきたリ、数字に出てきたり。

心の変化も同じです。

例えば、心理セラピーを受けたからって、その場から嘘のようにあるいは世界が変わったかのように「激変」したら、それはヤバいです。

そー言えば・・・最近・・・・あれ?前と「なんか」違う・・そんなカンジが理想的な変化のはじまり。

変化とは、コツコツコツコツ・・積み上げていくようなもの。

水前寺清子さんのアレ・・「三歩すすんで~~二歩下がる♪」(一歩だけやないかい)

いいのいいの、一歩進んでいることが素晴らしい。それを繰り返したら、進んでいることに違いない。そして、この変化こそが理想であり、リバウンドしない方法です。

人は、なんでも、一気に変わりたいって思う。

けれど、反動も比例します。戻ろうとする力もデカいということ。

ココが心の仕組みなのですが、「変化は怖いこと」だから、元に戻ろうとするのです。

どうぞ、「おいしいね~~」って感じながら、言葉で表現しながらお食事をお楽しみください。

「う~~~ん、しあわせ~」って感じることでしょう。

笑顔の店員さん

最後までお読み頂きありがとうございました

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