お問い合わせで最も多いのは、「心理セラピーと心理カウンセリングって、何がどのように、違うのですか?」それから、「心理カウンセラーと心理セラピストって何がどのように違うのですか?」
お問い合わせには、丁寧にお応えしてきましたが、本来、もっともっと、この「質問・疑問」は、皆様がお持ちなのかもしれないと思って、本日は「そこら辺」をまとめてみようと思います。
決して、「同じ」ではありません。
行う「内容」が本来は異なるのです。臨床心理学的には、下記のような違いがあります。
「カウンセリング」こちらの語源は「ラテン語」➡「相談する」という意味があります。また、「カウンセリング」を行う人のことを「カウンセラー」と言います。
カウンセラーは「来談者(お客様)」の主体性を尊重し、相談を通しての心の成長を重視しています。
そのため、「指導や指示」(~したほうがいい、~しなさい)よりも、お客様の考えや、気持ちに耳を傾け、共感的に「理解」することを通して対応策を模索していきます。
皆様が耳にしたことがある代表的な例として、傾聴カウンセリングなどがあります。
心理セラピー➡「サイコセラピー」の訳語であり、お客様がそれまでに身に着けたパーソナリティーや行動傾向がもとで、困難な状態を感じている時に、それらからの「変化」を目指して行われる「心」にダイレクトにアクセスしていく「療法」
「心理セラピスト」は、「心理療法家」セラピスト=療法家と訳します。
お客様の「変化」を目指し、心理療法(セラピー)のスキル・技法を用いて、心理療法(セラピー)を行う人のことです。
アメリカのカウンセリングでは、はっきりと「精神疾患」と言えないほどの、問題を主として扱います。「心理療法(セラピー)は、もっと重いケースを対象とする、臨床心理学が活用されています。
カウンセリングと心理セラピーの間には「役割分担」が明確にできているようです。
では日本はどうでしょうか・・・
理屈からすると、アメリカにおいて、「心理療法」を主としていた対象も、カウンセリングを主としていた対象も、全て包含して「対象」としています。
つまりは、カウンセラーとセラピストの両方を含んでいると思って下さい。それを日本では、実は「心理臨床家」と言います。(あまり知られていません)
ただし、誤解が無いようにお伝えしますが、心理臨床行為の目的は「治療」ではありません。お客様の主体性を尊重した心理的な「援助」に他なりません。
さらに、日本においては、予防医学的に、自分のメンタルヘルス(心の健康)を重要視する人たちが急増中です。いわゆる「自分の心を大事にお取り扱いする」ことに、目覚めてきたと言えます。
そのため、より人生を充実させたい、より「心の豊かさ」を追求して生きたい、幸せになりたい、など、様々な想いの援助形態が可能になっています。
Berry’s Colorでは、心理臨床家として学び経験したことを軸にした臨床心理学の実践によって、お客様それぞれにあった心理セラピーのご提供をさせて頂いています。
これらを融合(ミックス)させ、お客様に合った(オーダーメイド)世界にひとつだけの「心理セラピー」(リファインド心理セラピー)として、ご提供させて頂いております
机上の空論ではありません。わたし自身が「心理セラピー」と出逢い感動し、我が身の変化を実感したから言い切れるのです。
下記から必要事項をご記入の上、お申込み頂ければ幸いです。
確認次第、折り返しご連絡させて頂きます。