心理セラピーを受けて、人が変わったら怖い。
そんなのは危ないし怪しい。
人が人を変えるなんて、まともな話ではありません。
生き辛さに繋がる感覚や感情の軽減が心理セラピーの目的です。
例えば、怒りが行動に(対人コミュニケーション)支障をきたすほど吐出している場合、これは支障がありますよね?
行動の例で言うと、感情のままにネットで悪口書きまくったり、口コミに「1」ってつけてみたり・・周りを巻き込んで感情を放出させるやり方が「健全」ではない。
そういう時に、他の感情・感覚とのバランスを保てるようなきっかけを作る。あるいは、吐出している怒りを丁寧に取り扱いすることで、「怒り」が軽減する。
これが心理セラピーの役割です。
無くす、無かったことにする、別人格になるではありません。
それが解決でも、解消でもありません。
心理セラピストに「悩みを無くして?」「悩み無くせるんですよね?」「ココ変えてくれるんですよね」というスタンスでいらっしゃる方がいますが、ズバリお伝えしています。「変わろうとする心に変化は訪れる」あるいは・・・
「心理セラピーを受けたら全員変わりますか?」という質問にズバリ応えるならば「変わろうとしなければ変わりません」
かな。
答えは、とてもシンプルです。
時々「自分で決められない」とか「母がなんでも決めてしまうので」と聞きます。
それって、あたかも「決めていない」アピールですが、いんや「自己決定」しています。
「自分で決めない」「母にきめてもらう」という自己決定です。
自己決定してきたはずですが、そうは自覚していないので、不平不満が残るカタチ。
これで大人になっていくと・・・この続きはまた後日にでも。
本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。