イジメは犯罪!子ども社会の「イジメ」は大人社会に蔓延るイジメの「模倣」

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子ども社会の「イジメ」を無くしたければ、大人社会の「イジメ」を無くす

支配される子ども

その行為は「イジメ」という名前の犯罪です

あちこちで「当たり前のように」無自覚によって、繰り返されている「イジメ」

「イジメ」は、大人社会でも消えることはなく、そのまんま縮図の様に、子ども社会で巻き起こっています。

自分の行為が「イジメであり意地悪」だという認識のないままに、実行している大人がいるのも、情けない現実です。

子ども社会の「イジメ」は大人社会に蔓延るイジメの「模倣」

子ども社会の「イジメ」を無くしたければ、大人社会の「イジメ」を無くす以外、解決は望めないのではないでしょうか。

「仲間はずれ」「無視」「シカト」「排除」「切る・斬る」言い方もたくさんありますが、老若男女問わず、蔓延る行動であり、それが、どんどん悪化し「イジメ」という状態を創っていく。

ポツン・・・・・

学校で悩んでいる生徒
ところが、イジメたあとに、「さっきはごめんね、わたしはアナタを嫌いじゃないよ」って、こっそり言いに来る人って「イジメ軍団」の中に存在します。

「ひとりでいる時は、いい人」と評価される人の典型的な行動パターン。

あとから、こっそり自分フォローを欠かさない(わたしは悪くない!!)特性はどこから??

個人だといい人なのに・・「よく聞こえてくる嘆きの声」

いろいろな側面から研究されていますし、解釈があります。

では、なぜ「個人だといい人」が「集団・グループになると意地悪」を実行するのか。

答えは認知的同調というのが起きるから

認知的同調とは?さらに、それが起きると・・・・

「認知的同調」というのは、たとえば・・・

「みんなが言っているから(影響力のある人の存在あり)、とりあえずイジメることに対して賛同しておこう。(Aに逆らうと怖いから)私が手を下すわけではないし(わたしは悪くない)」というCさんがいます。

影響力のある人AさんにとってBさんは、「ターゲット」

Bさんを排除したいAさんは、Cさんはじめとする逆らわないメンバーを、巻き込む(集団・グループをつくる)

注 ここでは、だれが悪いとかではなく、あくまでも集団になると個として行動が変わって来ることに着目します。

巻き込まれたCさんの心理は(「集団」の一員になった人の心理)、先ほど書いた認知的同調が起こってきます。

つまり、Cさんは、「巻き込まれる行動パターン」を持っていて、イヤだけど(怖れから)NOと言えずに、Aさんに支配され、コントロールされ続けるパターンを持っていると見立てます。

そして、残念なことに、社会においてCさんを選択をする人は、少なくありません。

Aさんにビビリ(怖れ)、Bさんには罪悪感(怖れ)を抱き、自分自身に凹み、怖れから人間関係にうんざりするCさんが、社会においてたくさんいるということが、実験結果です。

一方では、強気に見えても、一人では行動せず、怖れから「誰か」をお伴につけて、圧を与え周りを巻き込みながら(怖れから)自分を守る「周り在りき」のAさん。

このAとCは、「グループ」になりやすい。不思議~~。けど、理由は明確です。

かいつまんで結果だけ言うのなら、AさんとCさんは、「怖れ」という感情で繋がる関係である。そして、損か得かを基準にして「決める」ということで結びつきやすい。

けれど、「もっと自分とって得がある」そういう人(ターゲット)をみつけると、いとも簡単にターゲットチェンジを行う。そういう点も、結びつきやすい要因です。(関係が破綻しやすい)

集団という状態に在って、それぞれの気質の上に成り立つ行動パターン。

集団 孤立

「排除」は、存在価値の全否定である

本当は「いい人」だけど、、、ってけっこう聞くフレーズです。

「いい人」って一体、どんな人なのか、疑問です。

「集団心理、その中における個としての存在」という実験を通して、社会のしくみを目の当たりにすることとなりました。

わたし個人としては、怖れからの行動ではなく、愛からの行動を起こしていくことが、周りの人へはもちろん、自分自身にとっても優しい生き方だということを確信しました。

最後に、人が人の存在価値を勝手に決めつけ、心を傷つける言動によって「個」存在を排除することがあってならないと思います。

そして、「いじめ」という卑劣な行為によってつくられた心の傷は、見えないけど、深くその後の人生に関わっていく事を、多くの方々に知って欲しいと思います。

人にやさしく自分にもっと優しく

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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