「いい人」ってどんな人のことでしょうか。
「やさしい人」って、どんな人のことでしょうか。
きっと、100人いたら、100通りの「いい人」基準があって、「やさしい人」基準があるのでしょうね。
自分の中に在る「いい人」という自分自身が創ったであろうイメージから外れることは、怖いことかもしれません。
今回は、その時に表出する「怖れ」をお取り扱いさせて頂きました。
リファインド心理セラピーご感想です。(ご本人からの掲載許可を頂いております)
いい人でいなければならないと思うのはどうしてだろうって、ふと浮かんで、その理由が知りたくて、申し込みました。
それまで、どうしてだろうなんて思いもしなかったから。
いい人を目指さなければならない下心に、セラピー中にたくさん気づいて、ショックでした。なんて言えばいいのか、下心っていうのは欲しいもの、私の場合は、優越感でした。
できる人、気が利く人、優しい人、なくてはならない存在、必要とされる存在など、欲しいもの、欲しい評価でした。そう言われるためにいい人できたんだなと、がっかりもしました。
でも、そのいい人という評価を失うのが怖かったというのが本音です。
ずっと怖かったんです。ひたすら、わたしの中の怖れの感覚をやってもらって、客観的に自分が見れるようになりました。
周りを気にしてばかりで、どう思われるかを気にして、嫌われないようにしよう、いい人って言われるようにしよう。って。そんなことをいつも考えながら人と接することが疲れていたと思います。いつも、ざわついていたように思います。
最近は、なにかにつけて、穏やかで、冷静かもしれません。漠然と、なんか納得している感覚と気持ちが安定しています。周りに興味がないわけではありませんが、周りに左右されていない、そんな感覚です。
いい人を目指すのは、もうやめました。私は私だからです。