感情におけるポジティブ・ネガティブという分類は「心理学という学問」では存在しません。

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「感じないようにする」より「心地好く共存する」

心模様

ポジティブとかネガティブという分類は「心理学」では存在しません。

感情に良し悪しはない。って聞いたことがあるかと思います。

さらには、ポジティブとかネガティブという分類も「心理学」には存在しません。

怒り、哀しみ、悲しみ、不安、イライラ、ズーン、ドヨ~ンなどなどなど・・

もしかしたら、これらのような「感情・感覚」をネガティブというのかもしれませんね。

あるいは、歓び、喜び、うれしさ、楽しさ、ウキウキ、ルンルン(昭和?)などなど、これらのような「感情・感覚」をポジティブというのかもしれません。

本来「感情・感覚」には、「カテゴリー」や「良し悪し」はないのに、どこかを「無くそう」とすると、感情に歪みが起きてしまいます。(感情と表現の不一致を生む)

例えば、「怖い」のに「笑顔」「悲しいのに」のに「笑顔」

これは、よくある典型的な不一致です。
(無意識なので、本人は笑っている(笑顔)だとは気づいていません)

では、「あの感情たち」は、どうして「ネガティブ」と言われてしまうのでしょうか。

良い感情・悪い感情って本当ですか?

どうしてネガティブって言うのでしょうか。

凹む、上がらない、気分悪い、イライラ、ズーン、ドヨ~ンなどなどなど、「悪い」理由として挙がるかもしれません。だから、悪い?・・・・それって本当?

コミュニケーション上、その感情を感じた時、雰囲気から、空気から、あるいはとばっちりのように、周りを(誰かを)巻き込んでしまいがち。

その時に、「ネガティブ」というレッテルを貼られてしまうのです。悪いというよりか、やっかい、めんどくせって感じかな・・

睨む女性

上の写真( *´艸`)目が合ったら、「なんスか?」っていわれそうですよねw

「自分の都合」でイライラしていて、たまたま「目が合った方」が巻き込まれる、そういうことって多々、発生しがちです。

ぶっつけられたほうは、たまったもんじゃ~ありませんな。

なので、「ネガティブ」って言われてしまうわけです。

「イライラ、怒り」という感情・感覚はダメではありませんが、他人にぶつけると「ダメ」な感情という勘違いが起こります。

そして、実は、良い感情=ポジティブ、悪い感情=ネガティブという分け方をしたほうが、なんとなく「楽」だからかもしれません。

打つ手は無限

全ての感情は感じてOK。

けれど、コミュニケーションにおいて、「感情をぶつける(巻き込む)」これはNGです。

代表的なのが「怒り」。

「怒り」という瞬発力のあるエネルギーは、とっさに大事な者を守るエネルギーと同じ。

であるなら、「怒り」という感情にダメはないんです。

感じていいし、在っていい。

けれど、いっぱい溢れるように在ると苦しいし、怒ったあとに凹むという側面を強烈に感じやすい感情でもあります。

炎

  • どの感情も自分自身が健康だから感じる。
  • 支障がある場合、周りの人、仕事などに影響を与えずに暮らせる程度に、その感情を保つよう心がける。
  • 保ち方がわからないときや、感情の保ち方は、プロに相談する。

など、、、、打つ手は無限。

無くそうとしても、健康な心だと、ぜ~んぶ感じるので、無くなりません。

無くそうとするより、「快く共存する」と捉えてみてはいかがでしょうか。

排除するより、共存するほうが、実は、自分の心に優しい選択かもしれません。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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